「ワキガがうつる・・」こんな情報を聞いたことがありませんか?
もしこれが本当でワキガが些細なことでうつるとなると、ワキガでお悩みの方にとってもワキガではない方にとっても気になるところですね。
実際のところこれは本当なのでしょうか?
目次
ワキガはうつる?



結論から言うと、ワキガが人から人にうつることはありません。
ただ、衣類の貸し借りなどで一時的にワキガぽいニオイが出てしまうことがあります。
どうして、衣類の貸し借りでワキガぽいニオイが出てしまうことがあるのかというと、ワキガ体質の方のワキに住み着いているワキガの原因となる菌やニオイ成分が一時的に移動してしまうからです。
しかし、ワキガ体質でない方のワキでは移動してきた菌やニオイは永続的に活動することができないため、翌日にはワキガぽいニオイは消えてしまうということになります。
このようにワキガがうつることはありませんがニオイは一時的にうつることがあるようです。
ニオイが気になる方は他人と衣類の貸し借りは止めておいた方がいいかもしれません。
ただ、最近ではワキガ臭を消す衣類スプレーなども販売されていますから、どうしてもという場合にはこういったものを活用してみるのもおすすめです。
このタイプの消臭スプレーは、イオン消臭でニオイの原因を臭わないように変化させてくれ、ニオイをゼロに近づけてくれます。



すでに衣類の貸し借りをしてニオイを何とかしたい方は、以下の洗濯方法をチェックしてみてくださいね。
衣類のワキガ臭を消す洗濯法は?
衣類についたワキガ臭はドライクリーニングでは落ちません。



ニオイを落とすには水洗いがおすすめです。
ただ、普通に洗濯機で水洗いするだけではニオイがすっきりと落ちないことが多いですから、ぬるま湯での漬け込み洗いを試してみて下さい。
つけ置き洗いの方法は、たらいなどに衣類がつかる量のぬるま湯(30~40℃程度)を入れて、ここに洗剤と液体酸素系漂白剤を規定量入れ30~1時間程度つけ置きます。
その後、洗濯機で洗濯します。
綿素材など普通に洗濯機で洗える衣類なら、粉末酸素系漂白剤を使うとより効果的です。
ニオイを落とす洗濯のポイントは、浸け置き時間と温度!
ニオイを落とす洗濯で大切なのは、



つけ置き時間の長さと水の温度です。
つけ置き時間が長く、水の温度が高いほど殺菌力がアップします。
洗濯機で洗える一般的な衣類なら、少し長めにつけ置きしてみるといいかもしれません。
水の温度は30~40℃程度のぬるま湯でつけ置きしてみましょう。
綿素材などの丈夫な素材の場合には、50~60℃くらいの温度でつけ置きしてみるのもおすすめです。
また、デリケートな衣類の場合は必ず液体酸素系漂白剤を使い、つけ置き時間は5~10分程度を目安にしてください。
長くつけ置きしすぎると、生地が傷んでしまう可能性があります。
デリケートな衣類の場合には1回当たりの洗濯時間は短めにして、ニオイが残っているような再度つけ置き洗いをしてみる、というのを繰り返すのがおすすめです。
漬け置き洗いをしてもニオイが落ちない時は・・スプレー漂白
つけ置き洗いをしてもニオイが落ちない場合には、オキシドールとアンモニア水で作ったスプレーを塗布して部分漂白してみてください。
衣類が濡れた状態で、ニオイがある部分にこのスプレーをかけ自然乾燥させます。
ニオイの状況によりこれを2~3回繰り返します。
ただ、スプレーをかけた部分が変色したりした場合には、水で直ぐにすすぎましょう。
ニオイが取れたら、軽くすすぎ、再度洗浄して乾燥させます。



このスプレーを使った洗濯法は強力な洗浄法ですから、本格的に塗布する前に目立たない部分で漂白テストを行ってくださいね。
スプレー漂白剤の作り方
- 消毒用オキシドール(消毒液として薬局で販売)
※過酸化水素水の消毒液 - アンモニア水(虫刺され用として薬局で販売)
- スプレー容器
※壊れにくい物(混ぜた際に酸素が発生して膨張するため)
- オキシドールを水で3杯に薄めて容器に入れる
- 1にアンモニア水を約5~6滴入れる
- 軽く振りオキシドールとアンモニア水を混ぜる
さいごに
ワキガはうつるものではありませんが、洋服にはニオイが移ってしまいます。
ニオイが気になる方は、洋服の貸し借りは止めておいた方がよさそうです。
特にワキガのニオイはドライクリーニングでは落とせませんから、ドライクリーニングでしか洗濯できない物はニオイを消すのが大変になります。
ニオイを取り除こうと無理をしてしまうと生地の風合いが損なわれてしまったり、ニオイを完全に取り除くことができずに残ったままという事態になることもあります。
大切な洋服の貸し借りは止めておくのがお互いのためかもしれません。
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