鼻にツーンとくるような刺激臭の体臭は、体のどこかが悪いのではないかと心配になりますね。
それに職場や外出先で咳き込まれたり、嫌そうな顔をされると心理的にもストレスが溜まります・・。
できるだけ早くその原因を追究して臭わない体に戻したいところですね。
目次
刺激臭がする体臭の原因はアルデヒド



刺激臭がする体臭の原因は、アセトアルデヒドに代表されるアルデヒド系のニオイが体から出ているためです。
アルデヒド系のニオイは低濃度でも鼻の粘膜を刺激して刺激臭として認識されます。
アルデヒド系のニオイが出るのはこんな時です。
- タバコやアルコールの取り過ぎ
- 血液の酸素不足
- 肝機能の低下
喫煙やアルコールの取り過ぎ
アセトアルデヒドはアルコールの代謝物であるため、沢山お酒を飲むと多く発生することになります。
また、タバコのニオイ成分にも含まれていますから、タバコの吸い過ぎにも注意が必要です。
血液の酸素不足
アルデヒド系のニオイは飲酒や喫煙をしなくても、血液が酸素不足になり乳酸が多く発生することでも発生します。
肝機能の低下
アセトアルデヒドは肝臓で分解されて無毒化されます。
しかし、肝機能が弱っていると少量のアルコールでもアルデヒドの分解が十分にできず、アルデヒドが蓄積されて刺激臭として発生してしまいます。
また、腸内たんぱく質の異常発酵もニオイ物質や腐敗物質を増やし、肝機能が弱るとこれらを十分に無毒化できずに刺激臭のする体臭の原因ともなります。
あまりにもひどい刺激臭がする場合には、病気であることも懸念されますから病院を受診してみましょう。
刺激臭のする体臭を対策するには?
アルデヒドが発生する原因を取り除いていくことが大切です。
まず、喫煙やアルコールはそのものがアルデヒドを発生原となりますから、できればキッパリと止めてしまいましょう。
どうしても止められないという場合には、せめて摂取量を減らしていきましょう。
タバコやアルコールを摂らないのに刺激臭が出ている場合には、血液の酸素不足や肝機能の低下がその原因として考えられます。
血液の酸素不足を改善するには
血液の酸素不足を解消するには酸素を運ぶヘモグロビンを増やすのが改善の近道になります。
ヘモグロビンを増やすには、その構成物がほぼ同じのクロロフィル(葉緑素)を積極的に摂るのがおすすめです。
クロロフィル(葉緑素)は緑色野菜の細胞膜に含まれています。
そのため、緑色野菜から効果的にクロロフィルを摂るには、ミキサーで砕きジュースにしたり、油に溶けやすい性質がありますから炒め物にして食べるのがおすすめです。
グリーンスムージーや青汁を活用してみるのもいいですね。
また、より早急に改善したいなら脂溶性のクロロフィルを水に溶けやすい性質に変えたクロロフィリンの形になったものを活用するとより効果的です。
クロロフィリンの形になったものとしては、銅クロロフィリンや鉄クロロフィリンなどがあり、消臭サプリメントなどで手軽に摂れます。
特にクロロフィリンと殺菌作用のあるフィットンチッドを併用すると、腸内環境が原因の便臭体臭に効果的です。
肝機能の低下を改善するには
肝機能は飲酒をしない方でも加齢や偏った食事、生活習慣、ストレスなどにより肝機能が低下することがあります。
加齢はしかたがないものですが、バランスの良い食事や規則正しい生活などは自分でコントロールできるものですから注意していきましょう。
肝機能を元気にするには、オルニチンやタウリン、セサミンなどの成分が効果的です。
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